飛び立つ前の助走をしているかのような鳥

3月からレコーディング。準備はもっと前からしてて。

去年の10月には来年の3月以降はライブはしないと決めていた。

コロナでライブがストップしてる世の中だけど、僕らはキャンセルを一つも出さなかった。

偶然ね。

3月はレコーディングをいくつかやって、

4月のアタマにもやって、その後は、レコーディングの予定があったけど、

うーん、と思ってて、

4月のレコーディングの予定を全てストップさせた。

ちょうど緊急事態宣言が出る少し前かな。

1ヶ月、いや、1ヶ月と少しかな、

音楽から離れた。

ドラムの練習はメトロノームを集中して聞くだけ。っていう、ことをした。

SNSでは、うたつなぎとか、配信ライブとかが沢山溢れていた。

音楽から離れると同時にSNSも辞めてみた。

5/25から再開させようと決めてたので、

これまた、緊急事態宣言が解除されるのと大体同じタイミングだった。

ツイッターは、スマホに通知が来るので、みたりしてた。

ライブや、リハの音や、ライブ配信、うたつなぎ。

映像で見ると、音は生ライブよりも、もっとシビアだよね。

始まった瞬間にヴォーカルさんの、歌の音程が低くて気持ち悪いよーって、感じがあって、

その瞬間から気持ち悪くて、聞けなくってのもあって、

全くSNS上の歌を聞いてなかった。

で、僕らもほぼやらなかった。

待ってくれているお客さんもいただろうが、やらなかった。

なんだろー。この世の中が止まっている感じの中で、変わらずやり続けてると、何かを見失うというか、気付けるはずのものに、気づく事が出来ないまま過ぎて行ってしまう気がした。

そして、自分を見直すというか、それも出来なかったかなと思う。

あくまで、僕の感覚。

他の人たちの配信とか、諸々やることを素晴らしいと思う。

でも、僕は違ったし、国吉も僕と全く同じ意見だった。

何かが終わって、何かが始まる時期な気もしたし、弱いものや、良くないものは、残らないというか、そういうものにどんどんと気付いていく、時期なんだと、思っていた。

強さだけが、素晴らしいとは思わないし、弱いことが駄目だとは思わない。

でも、根っこの部分がしっかりしてないと、と僕は感じたので、

音楽から離れてみて、色々と思いを巡らせていた。

で、音楽を久々に聞いたときに、もう、びっくりした。

イヤホンから流れてくる歌が素晴らしくて、恋しくて、大事なものだと、深く感じた。

音楽から離れてなかったら、多分、気が付かなかったし、わからなかった。

だから、離れて良かった。

右も左もどちらも同じで、

流した涙のかずだけ、

笑顔が溢れますように

という感じ。

何かに批判をする人も、批判する人を批判する人も、

自分が幸せになること、家族や周りの皆がが幸せになることを願ってると思う。

その気持ちは、どちらも同じだ。

皆様、まだまだ、コロナに気をつけてね!

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